利用者の"生の声" 〜名古屋グランパス様〜
クラブにとって31年目となる2023年シーズン。名古屋グランパスは、「次の30年の未来に向けて、グランパスファミリーのみなさんと共にクラブの未来を創っていく」、その誓いを込めて、新たに「GRAMPUS SOCIO PROJECT」を始動しました。
「GRAMPUS SOCIO PROJECT」は、ファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さまや自治体・ホームタウンの皆さまなど、グランパスに関わる様々な方々にご参加いただき、クラブの新しい未来やカルチャーを共創していくプロジェクトです。
そのプロジェクトの第一弾として、クラブの象徴となる「エンブレム」を創り上げました。
今回のクラウドファンディングでいただいた支援金は、笑顔あふれる活気あるホームタウンの実現に向け、新エンブレムをベースとした選手フラッグ、選手を後押しする雰囲気に包まれたスタジアム装飾に活用されます。
このたびプロジェクト実行者である名古屋グランパスの谷藤様にお話を伺いました。実際にスポチュニティのサービスをご利用いただいたお客様として、クラウドファンディングの目的や意義をどのように考えていらっしゃるのか、スポチュニティのサービスには満足いただけたか、語っていただきました。
<クラウドファンディングを実施した背景>
谷藤様(以下、敬称略):クラブのビジョンの一つである「町いちばんのクラブになる」を実現するために、クラウドファンディングを通じて、より一層まちをグランパスに染めることで、グランパスの話題が多少でも街中であふれ、様々な人が笑顔になっていただければという思いで実施しております。クラブ単体で出来ることもありますが、クラウドファンディングでのリターン品を通じて地域(支援者)の方々とも一緒に「町いちばんのクラブ」を実現できればと考え、毎年実施しています。
<スポチュニティを知ったきっかけ>
谷藤: これまでは毎年、別のクラウドファンディングのプラットフォームを利用していました。今回のクラウドファンディングの実施にあたり、これまでのプラットフォームはWebシステムのダウン等があったりしたこともあり、スポチュニティを含めた他のプラットフォームも検討の遡上に上がっていました。
その中で、スポチュニティを選んだのは、サポートの手厚さ、Web画面のリターン品の見やすさが判断の決め手でした。加えて、実行後に感じたことですが、コラム記事が大変良かったです。取材いただき記事してもらって配信いただきました。
また、伴走いただいたスポチュニティ社の社員の方が色々提案してくださり、我々実行者目線で熱意を持って一緒に取り組んでいただきました。他にも試合会場にもお越しいただき、試合観戦いただいたことも一緒に取り組めて良かった強く感じております。
<全体を通じて良かった点/改善して欲しい点>
谷藤:開始前/実施中/終了後まで一貫して手厚いサポートをいただけたと感じています。開始前であればリターン品の設計/アピール文/画像の提案/クラブの事情を勘案したプロモーションの提案等が良かったです。加えて実施中のプロモーション施策の提案が参考になりましたし、終了後のレポートにおいても、クラウドファンディングを通じて実現できたことが明確になりました。
スポチュニティ:ありがとうございます。改善して欲しい点はありますか?
谷藤:支援者とのコミュニケーションの方法を形式化できると良かったです。現状の法規制に準拠したうえで、支援者個々に事情が違う中でタイムリーにコミュニケーションを取ることが難しかったです。加えて、ステマ規制がある中でどの程度プロモーションができるのかがクラブ内でも整理できておらず、クラウドファンディングにおいてもどこまで許容されるのかが明確にできなかった点が改善点だと認識しています。
<スポチュニティを利用した感想>
谷藤:スポチュニティは実行者の目線での逆提案があった点が印象に残っています。実行する中でもわざわざ試合会場に足を運んでいただいたこと、グランパスのファン・サポーターにヒヤリングしていただいことが、具体的なご提案につながったと感じております。更に、プロモーションの発信内容をドラフトいただけた点も評価しています。過去のクラブの発信内容などを参考にして、クラブ側の目線に立った文案を作成いただき、まさに伴走型の支援だったと感じています。ビジネス上の付き合いではなく、一緒にプロジェクトを作り上げていくという実感が持てました。
スポチュニティ:ありがとうございます。
<今後について>
谷藤:クラブにおいてクラウドファンディングは、単なる資金調達ではなく、「町いちばんのクラブになる」「名古屋のため/愛知のために」というクラブの考えを発信する手段と考えております。また、アップサイクル品を通じて、資源を無駄にすることなく支援者の方にご提供することでサステナビリティの実現にも貢献できると考えています。
<スポチュニティに期待すること>
谷藤:ビジネスを超えたお付き合いができたことが良かったと感じています。実際にスポチュニティのメンバーがプロジェクトの支援をしていただいたり、クラブの試合を見に来ていただいたりと、名古屋というクラブに興味を持っていただき、好きになっていただけたと感じることができました。共通のチームを応援することで仲間が増えるという、スポーツの良さを改めて感じることができました。
スポチュニティ:ありがとうございました。一緒に仕事をした方がグランパスを好きになってくれれば良い。そうならなければ自身の責任かもしれないというマインドは大変勉強になりました。